入学準備には何が必要?自分の身を守るための防犯グッズ(ブザー)の準備を

初めて子どもが小学校に入学する親御さんは、入学前に何を準備すべきか、わからない方も多いですよね。一般的に入学準備品として何が必要なのか把握し、入学する学校の指定に合わせて準備をしましょう。小学校に入学すると、保育園や幼稚園の頃と生活が大きく異なります。中でも不安な方が多いのが、学校の登下校。一人で行動する機会が増えるので、さまざまな犯罪から身を守るための方法を親子で考え、子ども自身が対策方法を身につけ実践する必要があります。親子で通学路の確認をしたり、防犯対策を話し合い防犯ブザーを活用したりと、入学前から準備を行うことをおすすめします。

入学前に準備しておくことは?

小学校に入学する前に準備するもの、準備することが多くあり、具体的にどのようにすればよいのか悩むことでしょう。学校や地域によって異なる部分もありますが、一般的に準備しておくべきものを理解し、参考にしてみてください。

一般的な入学準備品を紹介

入学準備品は学校によって異なりますが、準備する必要がある一般的なものを紹介します。ランドセル、通学靴、紅白帽子、文房具、給食用品、道具箱が入る手提げ袋、雨具や傘、水筒などです。体操服や上履きなどは学校指定の場合もあるので確認してくださいね。他にもこまごま必要なものはあるので、リストアップして余裕を持って準備しましょう。

入学前にこれをしておこう!

小学校に入学すると教科書や給食で使う箸、スプーン、文房具類など持ち物が多いです。他の子の物と区別がつくように、全ての持ち物への名前の記載が必須。一つ一つ名前を記載するのは大変なので、名前シールを多めに作っておくと便利です。シールを持ち物に貼るだけでよいので、忙しくなる前に作っておきましょう。

入学前にしておきたい防犯方法の確認

小学校に入学すると、保育園や幼稚園に通っていた頃と比べて生活が大きく変化。関わる大人が増え、交友関係も広がります。保護者と離れて子どもが一人で行動する時間も増えるので、子どもを狙った犯罪が多いことを知った上で、防犯について親子で繰り返し話し合う必要があります。家族内でのルールを作って確認し、子どもが自分で身を守れるように、保護者の方々はサポートしましょう。

子どもを狙った犯罪は多い

小学生の子どもを狙った犯罪は毎年起きており、被害総数は減少傾向にあるものの、罪種によってはほぼ横ばいで推移しています。中でも「強制わいせつ」「連れ去り」などの罪種は、子どもの心理状態にも大きく影響します。被害件数を未就学児と小学生で比較すると、小学生の「略取誘拐」は約1.6倍、「強制わいせつ」は約7倍です。被害場所で多いのは、道路上と住宅。入りやすく他人の目につかない場所が狙われます。一人での登下校、自宅で留守番をしているときなど、狙われやすいので要注意です。

通学路を確認し危険個所について話し合う

小学校に入学するときはもちろんのこと、子どもと保護者とで定期的に通学路の確認を行いましょう。子どもが通る通学路や、家の周辺でよく通る道など、危険個所がないか一緒に確認することが大切です。人の行き来が少なければ、万が一何かあったときに周囲の人に気付かれにくい、無理やり車に連れ込まれるなどの危険性があります。そのような場所で子どもが遊ばないように、実際に一緒に歩きながら確認すると子ども自身が理解できるでしょう。不審な人に会ったら、どこに逃げればよいのかもしっかりと話し合っておくと、いざというときに安心ですね。

外出時の約束を確認する

小学生になると、子どもが一人で外出することも増えます。「いかのおすし」の約束について解説します。

「いか」:優しそうな人に見えても、優しい言葉をかけられても、知らない人にはついて「いか」ない

「の」:知らない人に声をかけられても絶対に車に「の」らない

「お」:危ないと感じたら「お」おきな声で助けを呼ぶ

「す」:何かあったら大人がいるところ(コンビニやお店など)に「す」ぐに逃げる

「し」:怖い思いをしたらすぐに保護者に「し」らせる

防犯ブザーを活用しよう

小学校入学と同時に防犯ブザーを準備する方も多いですよね。登下校のときだけではなく、放課後や休日の外出の際にも防犯ブザーを持ち歩くとよいでしょう。一つの防犯ブザーを付け替えて使うよりも複数用意して、登下校用と外出用に分けて使用するのがおすすめです。防犯ブザーにはさまざまな種類があります。次から選ぶ際のポイントと今注目のottaサービスについて詳しく解説します。

防犯ブザーを選ぶ際のポイント

防犯ブザーを選ぶ際のポイントを紹介します。

1. 子どもでも簡単に鳴らせて十分な音量が出る

いざとなったときに鳴らすのは子どもなので、子どもの力でも無理なく鳴らせるタイプのものを選びましょう。目安となる音量は、1m離れた場所で85dB以上。電池の消耗で十分な音量が出にくいものもあるので、電池のチェックも忘れずに行ってください。

2. 壊れにくい

子どもは走り回ったり友達と遊んだりする中でどこかにぶつけたり落としたりし、多少の衝撃が加わることもあるでしょう。耐衝撃性能、雨が降ったときの防水性能が備わっているものを選ぶのがおすすめです。

3. 取り付けが簡単で使用しやすい

登下校用の防犯ブザーをランドセルにつける場合が多いですよね。外から見て防犯ブザーがついていることが一目瞭然であれば、犯罪抑止効果にもつながります。ランドセルの肩ベルトに取り付けやすいタイプだとよいでしょう。

防犯ブザーの使い方、約束の確認

防犯ブザーは緊急時に使用するもの。防犯ブザーを購入し使い始めるときだけではなく、定期的に防犯ブザーの使い方、約束を確認しましょう。確認したい約束事は、防犯ブザーは遊びでは絶対に使用しない、子どもがすぐに鳴らせる場所につけておく、万が一防犯ブザーを鳴らしたらすぐに逃げることです。

ottaの防犯ブザーは地域内の見守りコミュニティと音声送信が魅力

ottaの防犯ブザーには独自の魅力的な特徴があります。一つ目は地域内の見守りコミュニティ。GPS、携帯電話のネットワーク、ottaタウンセキュリティで子どもの安全を守ります。街中には学校や公園、駅などが見守りスポットになっていて、子どもが見守りスポットを通過すると、保護者に位置情報が伝わる仕組み。保護者はスマホにアプリを入れておくだけで、子どもの正確な行動履歴が確認できるので安心です。二つ目は音声送信が可能なこと。子どもが防犯ブザーのボタンを押すだけで、両親に最大10秒の音声メッセージを送れます。両親からのメッセージも子どもがボタン一つで聞けるので、学校と仕事で離れていてもお互いに安心できるでしょう。災害時のツールとしても便利です。

余裕を持って入学準備をし、大切なことを親子で話し合っておこう

小学校入学は親も不安になり焦って準備をすることもあるでしょう。必要な入学準備品を前もって確認し、余裕を持って揃えるとよいですね。最も気になるであろう防犯対策に関しては、防犯グッズを活用しながら、親子で重要な約束事項を確認しておいてください。子どもが自分自身で身を守れるように、何よりも人にだまされず自分で判断できることが大切。繰り返しの関わりの中で、自分で判断できる子に育てていきましょう。

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